老後だからこそ欲しい、「ゆとり」

「まずは、いくら必要なのかを知ろう」のページでは、老後に必要となる平均的なコストについて解説しました。
最低限の生活を維持するために必要なのが、約16万円。我慢すればこれだけでやっていけると考える方も多いかも知れません。しかし、ここでちょっと頭に浮かべてみて下さい。
老後というのは、再就職した方や自営業の方を除くと、仕事をしていないので途方もないほどの時間があります。特にサラリーマンの方々というのは、それまで平日は全て会社で過ごしてきた生活に慣れているので、突然たくさんの時間が与えられることになります。
この時間をボーっと何もせずに過ごすのであれば、お金は特にかかりません。しかし、多くの方が「定年後は、○○を思いっきりやってみたい」という夢を語っておられるように、定年後にようやくできた時間を使って、やってみたいことがあるはずです。
その○○のための費用は、生活費に上乗せしなければなりません。それができてこそ、初めてゆとりのある老後であることになります。その費用を用意できないようだと、せっかく時間だけあるのに思う存分やりたいことができないという、とても大きなストレスにつながります。
老後の「ゆとり」とは、時間だけでなくお金のことでもある―。ここではまず、それをしっかりと押さえておいて下さい。老後のマネープランが重要になるのは、むしろこの「ゆとり」のためだと言っても過言ではないでしょう。

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